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チャファコ製薬[TRA]は・・・国内製薬会社大手10社のうちの一つ。
国内漢方薬市場で極めて高いブランド力を有する。浮動株が少く流動性が
低いのがネック。2015年、世界大手ジェネリック医薬品メーカー、サンド社
(Sandoz)と商品流通契約を締結。サンド製品を独占的に販売する。
2015年における同事業による売上高は約200億VND程度だったが、
当社の計画では2016年にその3倍に当たる600億VNDに増加する見通しだ。

＜その他掲載銘柄＞
アジアコマーシャル銀行［ACB］、ビングループ[VIC]、
ハウザン製薬[DHG]、FPT情報通信[FPT]、
マサンインベストメントグループ[MSN]、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、
ペトロベトナム・第2ニョンチャック電力[PV2]、
ホーチミン市インフラ投資[CII]、ビンミン・プラスチック[BMP]、
フーニュアン・ジュエリー[PNJ]、ダナンゴムタイヤ[DRC]、
ダットサイングループ[DXG]、軍隊商業銀行[MBB]、
ホアファット鉄鋼グループ［HPG］、ホアセン鉄鋼グループ[HSG]、
ベトコムバンク[VCB]、ベトインバンク[CTG]、ペトロベトナム・ドリリング[PVD]、
ビナサンタクシー[VNS]、キドグループ[KDC]、コテック建設[CTD]、
カンディエン不動産[KDH]

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CONTENTS
 
01. 外貨準備高400億USD、過去最高額を更新
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
     特集（2016年8月29日～2016年9月4日） 
03. 噂のうわさ話
   　PVIホールディングス[PVI]
04. サイゴン・街角風景　　
  「ベトナムでもポケモンGO」

  地元紙によると、中央銀行は年初から8月22日の週までに、USD外貨だけで
100億USD(約1兆0200億円)を買い入れた。これにより、外貨準備高
(ゴールド含まず)は400億USD(約4兆0800億円)余りとなり、過去最高額を
更新しているという。

  この数か月で外貨供給量が増加し、与信もかなり伸びているが、年初8か月の
インフレが抑制されていることから、信用の質が高まっていると見られている。

  また、対USD銀行間為替レート(中銀公定レート)の新しい算定基準導入により
為替市場が良い方向に向かっており、外国人投資家のベトナム投資への
支援材料となっている。

  なお、国家証券委員会のブー・バン主席が24日開催の記者会見で
発表した証券市場に関するデータによると、2016年上半期の
外国人投資家による買い越し額は7億7200万USD(約790億円)で、
前年同期の3.5倍に達した。6月末時点で外国人投資家が保有する証券の
時価総額は160億USD(約1兆6300億円)で、過去最高額を記録している。

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このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）の 
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 ビナミルク、「アジア優良上場企業50社」入り―ベトナム初
[2016/08/29 16:39 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160829014906.html

  米経済誌フォーブスがこのほど発表した、アジア太平洋地域の上場企業から
選ぶ2016年版「アジア優良上場企業50社(Fab 50)」の中で、ベトナムから
ビナミルク[VNM](Vinamilk)が初めてリスト入りした。

  同リストにベトナム企業が名を連ねるのは今回が初めて。同誌によると、
VNMの2015年売上高は18億USD(約1840億円)、時価総額は92億USD
(約9400億円)。「ベトナムからのリスト入りは注目に値する」と評されている。

  Fab 50は、アジア太平洋地域の年間売上高17億USD(約1730億円)以上の
上場企業1524社のうち、◇最終利益が赤字、◇2015年売上高が5年前の
売上高を下回る、◇株式の過半を政府が保有、◇負債比率が50％超に
該当する企業を除外して選出したもの。

  国・地域別でリスト入り企業数が最も多かったのは中国の22社で、6年連続で
最多を記録している。2位はインドの8社、3位は韓国の5社。日本からは
サイバーエージェント(東京都渋谷区)、日本ペイント(東京都品川区)の2社が
いずれも初めてリスト入りした。企業別で時価総額トップは、中国のアリババ。
2位は前年トップだった中国のテンセント(騰訊)ホールディングス。


2 位 キドG、トゥオンアン植物油株65％公開買付けへ
[2016/09/01 18:44 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160901054113.html

  キドグループ[KDC](Kido Group)はこのほど、トゥオンアン植物油[TAC]
(Tuong An Vegatable Oil)株1234万株(保有比率65％)の公開買付けを
実施する内容の文書をTAC側に送付した。

  8月31日のTAC株終値は6万3500VND(約295円)で、KDCが今回の
公開買い付けに投じる金額は7830億VND(約36億4000万円)以上の計算となる。

  これに先立ち、TACの取締役会は31日、臨時株主総会を開催し、
取締役2名の辞任を承認した。10月6日に開催される株主総会で新たな
取締役が任命される。VNエクスプレスによると、新取締役にはKDCの
チャン・レ・グエン社長及びサイゴンコープ開発投資社の
グエン・ティ・ハイン会長が就任すると見られている。

  KDCの上半期業績によると、売上高は前年同期比▲48％減の
5900億VND(約27億4000万円)、税引後利益は同▲97％減の
1399億VND(約6億5000万円)と大幅な減収減益だった。同社は
2016年現金配当を額面比16％(1600VND＝約7.4円)で実施する予定。

  一方、TACの上半期業績は、売上高が前年同期比+8％増の
1兆8850億VND(約88億円)、税引後利益が同+3％増の377億VND
(約1億7500万円)だった。


3 位マサンインベストG、9月6日から自社株2000万株取得へ―相場押し上げ材料に
[2016/08/31 14:07 JST更新]
https://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/160831012828.html

  マサンインベストメントグループ[MSN](Masan Group)が、9月6日より
自社株2000万株の取得を開始する。これが好材料となり、VNインデックスを
押し上げると期待されている、

  MSNは当局より、9月6日～10月5日に自社株2000万株を取得する許可を
得た。ホーチミン証取(HOSE)の株取引規定によると、MSNが1営業日に
注文可能な株式数は60万～200万株となる。

  今回の自社株買いは、株価上昇を狙ったもの。30日のMSN株価1株7万VND
(約324円)に基づくと、自社株買いに約1兆4000億VND(約65億円)必要となる計算だ。

  MSNの2016年業績見通しについて、ホーチミン市証券[HCM]
(Hochiminh Securities)は、同年売上高をこれまでの予想値を
+1.2％引き上げ、42兆1060億VND(約1950億円)とした。また、
親会社株主帰属利益は、これまでの予想値を+17.1％上回る2兆4190億VND
(約112億円)へと上方修正された。

  2017年業績への好材料としては、◇子会社ビナカフェ・ビエンホア[VCF]
(Vinacafe Bien Hoa)を通じ、インスタントコーヒーに加えレギュラーコーヒー市場にも
参入していること、◇傘下のサン・ニュートリ・サイエンスが食肉加工大手ビッサン
(Vissan)株保有比率を14.0％から24.9％へと増やし、食肉市場への参入を
深めていること、◇2017年の世界市場におけるタングステン価格が
大きく上昇する予想であること、◇連結会社のテクコムバンク(Techcombank)の
業績が堅調なことなどが挙げられる。

※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株・経済情報」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

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ベトナム現地投資家のうわさ話・PVIホールディングス[PVI]・の巻！

(2016年09月7日 発行ベトナム株通信 第2947号)
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■■■PVIホールディングス[PVI]■■■

カナダ保険業界で総資産第3位のサンライフ・フィナンシャル
(Sun Life Financial＝SLF)の子会社サンライフ(Sun Life)はこのほど、
PVIホールディングス[PVI]よりPVIサンライフ保険(PVI Sunlife)株25％を
追加取得することでPVIと合意した。株式譲渡は第4四半期中に
完了する見通しだ。

PVIは今回の株式売却で、PVIサンライフ保険から完全に撤退。
PVIサンライフはサンライフの完全子会社となる。

これに先立ち、サンライフは1月初め、PVIよりPVIサンライフ保険株26％を
取得し、保有比率を49％から75％まで増やしていた。

PVIサンライフ保険は2013年3月創業。現在までベトナム生命保険市場で
シェア6位、年金保険分野ではトップを争っている。

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